昨年ご即位された新しい天皇陛下のお誕生日は2月23日です。
令和になって初めて天皇誕生日の一般参賀が行われます。
前の天皇陛下のお誕生日は12月23日でしたが、今年(2020年)からは2月23日が天皇誕生日の祝日となり、12月23日は祝日ではなくなりました。
新しい令和の時代を迎える喜びと感謝を込めて、お祝いのご挨拶におでかけになってはいかがでしょうか。
今回は、令和二年(2020年)の天皇誕生日一般参賀の参加方法について調べてみました。
天皇誕生日一般参賀2020が行われるのはいつ?
今年(2020年)の天皇誕生日一般参賀は、今の天皇陛下のお誕生日である2月23日(日)に行われます。
今年は天皇誕生日の祝日が日曜日と重なっているので翌日24日が振替休日となり、22日、23日、24日と3連休になるかたも多いのではないのでしょうか。
遠方のかたも一般参賀にお出かけしやすいですね。
天皇誕生日一般参賀2020の参加方法は?
天皇誕生日一般参賀は、2月23日に皇居で行われます。
午前の参賀では、天皇陛下が皇后陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下、眞子内親王殿下、佳子内親王殿下とご一緒に3回、長和殿ベランダにお出ましになり、午後の参賀では、天皇皇后両陛下、皇族方のお出ましはありませんが、宮内庁庁舎前の特設記帳所において記帳または名刺を受け付けていだだけます。
午前の参賀での天皇陛下お出ましのスケジュール(予定)
1回目 | 午前10時20分ごろ |
2回目 | 午前11時ごろ |
3回目 | 午前11時40分ごろ |
午前の参賀会場への入場方法
参賀者は、午前9時30分から11時20分までに皇居正門(二重橋)から皇居に入ります。
参賀会場は長和殿の前の宮殿東庭です。
天皇陛下がお出ましになり、お言葉を述べられた後は、坂下門、桔梗門、大手門、平川門または北桔橋門から退出します。
宮内庁のホームページには次のような注意事項が記載されています。
入門する際に手荷物検査等が行われますので、余裕を持ってお越しください。
参賀者多数の場合,皇居前広場から正門入門までに1時間以上かかる場合があり、お出ましが予定される午前の参賀に来られても午後の参賀(記帳)への御案内となる場合があります。
午前の参賀会場に確実に入場したいのであれば、9時半までに皇居前広場に到着したほうがいいそうです。
そうすれば、2回目か3回目の一般参賀に参加できる可能性が高いそうです。
やはり1回目の参賀に参加したい人が多く、朝一番はとても混むので、みなさん暗いうちから並ぶそうですよ。
午後の参賀会場への入場方法
参賀者は午後0時30分から3時30分までに坂下門から入り,宮内庁庁舎前の特設記帳所に進みます。
記帳を済ませたら、桔梗門、大手門、平川門または北桔橋門から退出します。
記帳は都道府県名と氏名を記入します。
筆記用具は記帳所に備え付けてあるので、持参する必要はありません。
天皇誕生日一般参賀2020の会場への最寄り駅は?
午前の一般参賀に参加するためには、皇居正門(二重橋)から皇居に入ります。
皇居正門(二重橋)の最寄り駅
- 地下鉄千代田線「二重橋前」駅から徒歩10分
- 都営地下鉄三田線「日比谷」駅から徒歩10分
また、JR東京駅の丸の内中央口や丸の内北口からも、徒歩20分ほどで行けます。
午後の一般参賀(記帳)は宮内庁前の特設記帳所にて記帳を受け付けていただけます。
記帳所へ向かうには、坂下門から入る必要があります。
坂下門の最寄り駅
- 地下鉄千代田線「二重橋前」駅から徒歩約15分
- 又は地下鉄三田線「大手町」駅から徒歩約15分
また、JR東京駅の丸の内中央口からも、徒歩20分ほどで行けます。
まとめ
令和二年(2020年)の天皇誕生日一般参賀は2月23日の午前と午後に行われ、午前の一般参賀には天皇陛下と皇族の方々が長和殿ベランダに3回お出ましになり、宮殿東庭に集まった国民の祝福を受けられます。
午後の一般参賀は、宮内庁前での記帳のみとなります。
午前の参賀会場に確実に入場したいのであれば、9時半までに皇居前広場に到着したほうがいいでしょう。
一般参賀には10万人以上の人が集まるので、満員電車のような混雑になります。
手荷物については最小限にするほか、キャリーバッグや大きな荷物はコインロッカーに預けるようにしましょう。
また、皇居内には坂道などがあり、雑踏による転倒事故も考えられるので、ハイヒールや下駄ばきのような歩きにくい履物は避けたほうがよさそうですね。
自撮り棒や三脚、脚立などを使用した撮影などは迷惑行為となり、退去を求められるので注意しましょう。
入場のために並んでいるときはトイレに行くと並び直しになってしまうので、並ぶ前にトイレは済ませておいたほうがいいでしょう。
午前の一般参賀に参加するためには二重橋から皇居内に入りますが、普段は二重橋から入ることはできません。
そういう意味でも、貴重な経験ですね。
今回は、令和二年(2020年)の天皇誕生日一般参賀の参加方法について調べてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。